多文化共生を目指す

2018年度1次隊ボリビア派遣サッカー隊員の工藤大史郎です。現地での活動を最大限発信していきます。

日本の裏側南米にもう1つの日本

久しぶりです。

工藤大史郎です。(タイシロウです。)

 

もうボリビアでの生活も年とヶ月が過ぎて、気付いたら帰国してるんだろうなと思ってるところです。

 

さて、先日ボリビアにある日系移住地に行ってきました。しかも盆踊りがある村へ。

 

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日本の裏側で盆踊り?

ん?ボリビアで盆踊り?

 

まず、”日系移住地”ってみなさんご存知ですか?

”聞いたことあるけど、、、うん、。。”

 

という方が多いのではないでしょうか。

そんな方のために、少しだけ日系移住地に深く掘り下げてみます。

 

日系移住地とは、第二次世界大戦直後に沖縄等の戦争の傷跡の深い地域から南米に移民した方々がつくりあげた村の事。実際にボリビアには日系移住者が移住した際につけた” OKINAWA”と言う村があったりします。

 

え?日本の裏側のボリビアにオキナワという村があるの?どんな村なの?日本語話せるの?日本食あるの?

 

はい。日本語を話す文化も残っていたり、日本食もあったり、日本の古い文化が残っている興味深い村です。

 

しかし、今現在の日系人社会は、戦後移民した方から世・世が中心世代となってきているので、現代の若い世代の日系人は日本語が読み書きができない、話せない日系人も珍しくなくなってきています。その為、JICAボランティアが入って支援を続けていたり、日本式の学校や日本語の授業も行われていたり、更には沢山のイベント行事があったり。(沖縄エイサー、沖縄そば、盆踊り、鏡開き、etc...)

 

日本文化を残していきたい意思というのが、日系社会の今に表れているのかなと思います。

 

凄く面白いですよね。個人的にも興味を惹かれるところの一つです。

 

というわけで、今回のブログでは日系移住地の

”盆踊り”について書いていこうと思います。

 

ボリビアには日系移住地が”オキナワ”という村と”サンフアン”という村の二つあります。

 

今回はサンフアンという日系移住地にお邪魔してきました。

 

それではまず、サンフアンへの行き方から。

ボリビア三大都市の一つであるサンタクルスの空港(Viru Viru空港)からタクシーで2時間半のところに位置するサンフアン。

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行き方はいくつかあって、空港から市内までタクシー又はバスで向かい、そこからトゥルフィーに乗り換えてサンフアンへ向かう方法もありますが、旅行者はタクシーの方が無難かな。複雑かもしれないので。

 

そうこうしていると。

 

はい。サンフアンに着きました。

出迎えてくれるのは大きな看板で”サンフアン日本人移住地”

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サンフアンの入り口

 

ここから日本を感じさせてくれますね。日本語でお出迎えです。

 

サンフアンには三年前からJICAの短期ボランティアで来た時からお世話になっていて、久しぶりに来てあの落ち着いた雰囲気と景色が広がっていて一人で懐かしさに浸っていました。

 

さて、宿舎に荷物を置いて盆踊り会場へ顔出しに行こう。

 

会場はサンフアン学園のグラウンドで、学校のグラウンドを一面使用し、準備に取り掛かっていた。これから夕日が昇れば、本格的に始まるような感じ。

 

そして、少し経つと、ついに始まりました。サンフアン盆踊り。

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すげぇ。日本の祭りだ。。。

提灯もあるし、屋台もある。金魚すくいもある。

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焼き鳥も売っているし、さらにはラーメンまで。。。

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 もう一度言います。ここはボリビアです。

日系人の会話では日本語が飛び交ってますし、スペイン語も飛び交っています。彼らはスペイン語と日本どっちも混ぜて話すので ”俺らはEspañolとJaponesを混ぜでJapoñolを話すんだ!なんて言っていました。ホントに聞いたらびっくりしますよ。(笑)

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ステージでは綺麗なお姉さんたちが盆踊りをしていたり、子供達は金魚すくいしてたり、ボリビアなのに、ここは日本なのか?と錯覚してしまいます。

 

だって、考えてみてください。ボリビアなのに人々が日本語を話して日本食を食べて、今日は盆踊りだっ!なんて言っているんですよ。

 

感慨深いですね。

120年前にここに移住されて、僕達の想像できない苦労があって移住者同士が協力し合って村を作り、今でも日本の文化を残しながらボリビアの文化に適用している。日系移住地の歴史の深さを凄く感じるし、その中にこの村を作り上げた苦労も感じる。

 

今回、

日系移住地サンフアンへ行ってみて感じたこと2つ。

 

1つ目この約120年前から受け継がれた文化をこれからも若い世代が受け継ぎ、また次、また次へと受け継がれていって欲しい。

実際に日系社会の中に青年会という若い世代が中心となって地域活性に努める団体もあったり、JICAも入って支援を続けていくと思うので、これからの日系移住地は受け継ぐものは受け継いで進化していくんじゃないかな。なんて思っています。

 

2つ目日本人に日系移住地の存在を知ってもらいたい。

僕は日本人で生まれて且つ日系の事も知ることができた。そしてこれからも関わっていくだろう。こんな日本の深い歴史を持つ村が海外にあること自体が”生きた歴史”なんじゃないかな。誰かが発信しないと日系移住地の存在を知ってもらうことは極めて難しいわけで、かといって日系の方が発信するかとそうではなくて、ここに訪れた日本人が発信しないと本当の効果はないのかなと。

 

どこまで僕のブログが広がるか分かりませんが。

 

”すごいな。そんな日系移住地という村がボリビアにはあるんだ。行ってみたいな!”

 

なんて読んでいるあなたに少しでも思ってもらえると嬉しいです。

 是非、ボリビアに来た際は日系移住地へ行ってみてください。

 

今まで日本で感じて来なかった日本の文化を感じれるきっかけになるかもしれません。日本って元々はこうだったんだ。ここにある姿が日本なんだって。僕を含めて大事なことを今の日本人は忘れてる気がするだよな。と、感じさせてくれた今回の旅でした。

 

それではまた次の記事でお会いしましょう。

 

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一生の思い出ができた。

¡Hola! 工藤大史郎です。

 

すごく久しぶりにブログを書いています。

待ってくれてた人ごめんなさい。

 

ブログを書こうと思ったきっかけも、家族が俺の住む遠く離れたボリビアに来てくれて、その幸せだった時間を文字にして残したかったから。

 

こっちに来てもう10ヶ月がたった。

時間は早いもんだ。光のように過ぎていく。

あと一年もあっという間なんだろうな。

 

いつものように子供達と練習して、バスで山を登って、家まで帰ってると何か家族LINEが盛り上がっている。

 

何やら今年のゴールデンウィークの話で騒いでるみたいだ。しかし俺にとっては全くどうでも良い話。だってここボリビアにいるから。

 

ボリビアでは、おっさん同士で肩組みながら公園でビール飲んでる奴もいれば、酔っ払って道で平気で昼寝してる奴もいる。

”仕事しろや”って俺は思うが、これも日本人特有の考えか。そう考えると、毎日ゴールデンウィークかもしれんな。(笑)

 

そんなことはどうでも良いんだ。

 

どうやら、家族はこのゴールデンウィークでここボリビア旅行を考えてるらしい。

 

これが実現したらすげー嬉しいななんて考えていたが、ここボリビアは標高4000メートルあるし、日本の裏側だし、日本食に勝てる飯なんてないし、大丈夫か。

なんて心配もしていた。

 

しかし、決断したら行動に移すのが早い親父は、気づいたらもう全員分のチケットを買っていた。

 

旅行が決まってからは、何持って行ってあげようか?ふりかけ?なんて聞いてくる相変わらずの息子思いの可愛いお母さん。

それに対して、全くボリビアに興味がない、いつも通りの冷たい弟。

親父は仕事の関係で海外には慣れている。親父がいればお母さんと弟は安心だ。

 

お母さんと弟に関しては、日本ーボリビア 間を 熊本ー天草 間の感覚で考えてる。

まじで、座りすぎでケツ大変なことになるからな。知らんぞ。(笑)

 

そんな家族が、ここボリビアを目指して羽田を出発した。

 

羽田を出発してからは、冷静に振舞っていた俺も実はワクワクを隠しきれていなかったと思う。

サンフランシスコに着いてから、LINEで一枚写真を送ってきた。空港で3人の集合写真。(サンフランシスコ感は出てない。)

(そこから、後二回乗り継ぎだぞ。ガンバレ。)

 

集合場所はボリビアサンタクルス

仕事が終わって、その日の夜にサンタクルスに前入りした。

 

なんせ、彼らの到着が朝5時。スペイン語も話せないし、初めての南米。流石に迎えに行ったほうがいいに決まってる。

その夜は1000円くらいの安い宿に泊まって、朝早く空港に向かった。

 

空港に到着すると、ちょうど家族も到着したっぽい。

 

久々の再会。嬉しかった。

そして、親父はビールを飲みたいと言ってる。朝5時から。

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サンタクルスの空港にて

空港のカフェで朝食をとった。何年ぶりだろうか。みんなで朝食をとったのは。

俺は大学時代ずっと福岡いたし、親父も単身赴任だったし、いつか思い出せないくらい久しぶり全員揃っての朝食。

 

ちょっと疲れてんのかな。(笑)

そりゃ38時間もかかったら疲れるよな。

 

朝食をとった後、ここサンタクルスから俺の住んでる街”スクレ”に飛ぶ。

 

着いてからは、まず俺の家へ。ホームステイ先の家族と昼食をとった。両家族が同じ空間にいる。なんか不思議な感覚だ。

 

そしてこの日、実は自分の試合があった。

ホームステイ先の家族とグランドに来てくれた。家族の前でプレーを見るのは大学以来だったか、いつも以上に気合が入った。

 

その試合で、個人的に2点決めることができて、家族に特別なプレゼントを渡せたような気がする。

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大学時代以来の家族の前でプレー

 

そしてこの日から一泊して次の日からは、

あのウユニへ

ホテルについて疲れているだろうからすぐ寝るんだろうなんと思っていたが、思った以上に疲れていないみたいだ。屋上に行ったり、いろいろホテルの中をうろちょろしている。

 

いいじゃん。楽しんでんじゃん。

 

そして、この夜はカウンターパート(JICAのパートナー)家族と食事。チキンを食べた。スクレで一番美味いチキンだったかもな。

 

実はカウンターパートにお土産を持ってきてもらった。(Amazonで予め家に送っておいた)

 

プレゼントは時計。

時計を持っていなかったので、もともとつけて欲しかったのもあるんだけどね。(笑)

すごく喜んでいた。

素敵な時間をありがとう。 

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そしてボリビアで家族と初めて朝を迎えた。

この日は待ちに待ったウユニ塩湖。

ここスクレからバスで7時間かかる。

 

朝一でウユニに向かった。長旅で移動続きなのにごめんな。(笑)

 

スクレからウユニの移動は7時間かかるが、景色は他に勝る絶景だ。日本の熊本ー福岡間の産交バスじゃ見ることはできない、壮大な自然が広がっている。

 

移動時間は親父以外みんな寝ていた。

親父はなんだか興味深そうに外をずっと眺めていた。

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外はいい景色だ。なんだかんだ、バスの中で揺られながら7時間がたった。

 

気づいたら、もうウユニだ。

落ち着いた街並み。

 

バスを降りて、ホテルに向かう。

いい街だ。とても落ち着いてて心地がいい。

 

ホテルに着いた。ツアー会社の隣のホテル。

 

家族で共にする2回目の夜。夕食は近くのアーケード街のレストランで食べた。

 

ビール三杯飲んだから酔った。でもこれがいい。久しぶりに親父と乾杯。いろんな話で盛り上がった。あんまり覚えてないが。

 

そして、翌朝。

前日に予約していたツアーが10:30からだから朝早く起きて家族全員で散歩した。

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かぼちゃがデケェ(笑)

朝一でおばちゃん達が野菜や肉を売ってる市場。みんなびっくりしてたなぁ。こんな市場ないからな日本に。まぁこれもいい経験だ。

 

そしてツアーの時間が近づいていた。

集合場所に向かう。そして30分遅れでツアースタート。これもボリビアタイムと言っていいだろう。そんなのは気にしない。

 

列車の墓場、魚の島、乾燥したエリア、鏡張りのエリア、全部連れて行ってもらった。

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相変わらずふざけてんな。(笑)

 

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乾燥エリア。最高かよ。

おまけにリャマの肉も食った。

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リャマの肉美味かったな

最高だ。なんだここ。

 

地球って、知らないところだらけなんだなって。

 

そうウユニ塩湖が教えてくれた。

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なんだろな。この感情。

家族全員でここボリビアにいる。そして同じ地を踏んでいる。

 

本当不思議な感覚だ。

 

ツアーが終わってからは、塩のホテルに向かう。塩のホテルはウユニでも結構いいホテルだ。

 

そんなん泊まらずにはいられない。

やっぱりすごい。このホテル。

 

全部塩でできてやがる。

床も、ベットもテーブルも椅子も。

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廊下も塩、壁も塩

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ベットも塩

家族も興奮していた。

 

星が綺麗だぞってお母さんは外に一人で見に行って興奮してた。親父は早くビールが飲みたかったらしく、飯行こうぜってずっと言ってる。弟は携帯ゲーム。相変わらずだ。

 

ここのホテルは飯もすごい。

そしてウユニ塩湖が一望できる。

 

なんだこのホテル。。。すご。。

 

しかし、ウユニを観光できたのはこの日だけ。そして次の日には、スクレに帰らないといけなかった。

 

スクレに帰ってからは、ホームステイの家族とバーベキューをした。

 

結局、俺が全部焼いた。

 

ホームステイ先の家族はギャハギャハ冗談を言って笑ってる。ちょっとくらいは手伝えやって思ったけど、これもボリビアスタイルだ。

この適当さがよかったりもするよな。(笑)

 

そして、次の日にサンタクルスへ。

ホテルは空港近くを予約。出発が朝早かったからね。

 

この日は日系移住地Okinawaに連れてった。

また最終日に濃い経験ができた。友達の家族に振舞ってもらったバーベキュー。

 

やっぱりうまい。

 

今回は俺は焼かなくていいみたい。(笑)

 

何回も思うが、このOkinawaは自分の故郷のように心地がいい。人も場所も雰囲気も全て。

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久しぶりに友達にも会えて嬉しかった。

また帰ってくるね。

 

 

気づいたら、あっという間に時は過ぎもう別れの時が近づいていた。

 

5日という本当短い時間だったけど、1ヶ月くらい一緒にいたような気がする。

 

それだけ楽しかったんだろうな。

 

ここに俺がいなかったら家族はボリビアに来るはずなかっただろう。

 

ホームステイ先の家族、カウンターパート、友達、景色、ボリビアの雰囲気に出会うことはできなかった。

 

ここに来なかったら、今頃日本で上司の顔色伺いながら仕事を頑張っていたのかもしれない。

 

しかし、ここにきたからこその、色んな”感動”に出会えた。

 

やっぱり行かないと分からないし、やってみないと何も分からない。想像なんていくらでもできんだけど、実際は想像以上のことがほとんどだ。

 

ここで家族と再会して、言葉に表すのは少し難しいんだけど2つ感じたことがある。

 

1つ目は、

この家族でよかった。

 

そして2つ目は、

この家族を一生大切にしたい。

 

この2つかな。

 

俺をここまで成長させてくれたのは間違いなく家族おかげ。

 

俺の人生はまだまだ色んなことが待っている。幸せなことも辛いことも。でも時間はあっという間に過ぎていくだろう。人生の最後の1秒までこの家族と笑って過ごしていきたい。

 

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ありがとうな。遠い日本からきてくれて。

 

10年後はハワイでもいこうぜ。

 

 

Hasta pronto.

 

 

大史郎

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通訳が大変!伸び代や!!!

¡Hola!

 

どうも工藤大史郎です。

 

先日の決勝ではU-9は見事優勝し、久しぶりに試合中に熱くなり感動しました。(やっぱり南米のサッカーは熱い。)

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優勝おめでとう!!

改めておめでとう!!!!

 

いよいよ本格的に活動がスタートし、短期ボランティアの隊員たちも前日にミーティングで細かな準備まで行なっていました。

 

今日の午前中のカテゴリーは5歳〜15歳。

 

しかし、まさかのあいにくの雨。

まあ15分後くらいには雨は止んだのですが、来た子供は3人

 

よし!せっかく来てくれたし、練習しよう!!

コーチ10人と選手3人。

 

俺が選手ならめちゃくちゃ嫌ですこの状況。(笑)

 

そして練習風景はこんな感じ。

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3人。。。

*グランドは人工芝で素晴らしい環境です。

 

練習の最後のメニューにはコーチ陣 VS 選手 で試合。

一発目に3人しか来なかったものの、楽しく活動のスタートを切れたんじゃないのかなと思います。

 

そして午後。

 

午後のカテゴリーは5歳〜15歳と女子(なでしこ)。

 

短期ボランティアも3つのカテゴリーに分かれて練習をしたんですが、ここからが一気に活動の難易度が上がりました。

 

というのも、、

 

5歳にサッカーを教えるのってそう簡単じゃないじゃないですか。(日本語でも)

それを短期ボランティアが日本語で言った直後にスペイン語に変換しないといけない。

 

そしてちびっこは、

 

”なんで知らない人がこんなにいるの?”
”何喋ってんの?”

 

で、顔がポカーン。。

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こんな感じ。(笑)

 

いやー難しい。。。

 

でも最高におもろい!!

通訳は僕ともう一人の同期隊員とサッカーのプロ目指しに来たクソおもろいやつ、3人で短期ボランティアとグループになってやっています。

 

短期ボランティアの隊員も活動の難しさを感じる一方で楽しさを感じれたのではないかと思います。活動の合間時間で出来なかったことの改善点や気づきを共有していて全体として活動に対する積極性を感じました。

 

僕の気づきとしては、

 

通訳むっず。

 

です。

 

ていうのも、メニューは彼らが考え彼らの目標に沿って練習を行なっているので、僕がメニューを考える必要はないと。もちろんアドバイスやサポートはさせてもらいますが、活動中の仕事は90%が通訳。

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直訳するのなんて一発なんですが、短期ボランティアが言った直後に変換しないといけませんし、日本語のニュアンスがスペイン語になかったりするんです。だからもう一度変換しないといけない。

 

この難しさと面白さ。クセになりそうです。

 

相手が伝わりやすいように通訳しないといけませんし、サッカー中に淡々と通訳なんてできませんよ。熱がこもりますし、頭も体も常に働かせないといけない。

 

この難しさと面白さ。クセになりそうです。

 

もともと、世界一難しい言語日本語のニュアンスをスペイン語に変換して伝える。はちゃめちゃでしょ。日本語むずすぎ。日本語なんやねん。ニュアンスなんですよ。一番難しいの。

 

通訳の難しさを改めて知ることができた一日でした。

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なでしこでの活動シーン

現地の方と短期ボランティアがサッカーを通して交流し、言葉が通じない中でもお互いがコミュニケーションをとりながら理解しようとチャレンジしていたことが一番嬉しかったことですね。

 

初めて調整をする側になって、そういう面も感じ取れるようになり、今後の活動をもっといいモノにできるよう、サポートしていきたいなと思いました。

 

僕も活動自体ものすごく楽しくできましたし、自分の伸び代を感じることができました。

 

これって僕にも言えることなんですけど、限られた時間の中でどれだけ楽しめるか。限られた期間しかここボリビアでの活動はできないわけで、その期間が2年間あったとしても、実はもう7ヶ月経過している。ましてや短期ボランティアの彼らなんて1ヶ月しか活動期間はないので一日一日を大切にして、思いっきし楽しんでもらいたい。

 

実際にはわかっていてもいざ行動に移してみると、めちゃくちゃ難しかったりしますよね。いつもはプレーヤーだった自分が、今は調整側の人間になっている。仕事内容も、やってきたことも全然違うため、また刺激があってすごく楽しい。

 

この難しさと面白さ。

クセになりそうです。

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〜1年ぶりの再会〜 コチャバンバ初日

 

¡Hola!

 

こんにちは。工藤大史郎です。

 

コチャバンバの気候はすごく気持ちよく、半袖、半ズボンで久しぶりに寝ちゃいました。スクレでは半袖半ズボンで寝れませんからね。普通に寒いのでいつも上下スエットで寝ています。

 

さて。いよいよ活動がスタートしました。

 

短期ボランティアの体調も順調で、全員良い表情でホテルの下に集合。

 

今日の活動予定は、同期隊員の活動先であるクラブチームの大会でのU-9,U-13の準決勝の帯同。

 

実はこのチームにお世話になったのはちょうど一年前。

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去年の写真

なので久しぶりの再会なわけですよ。

 

しかし、結局昨日チームの皆んなに会う予定だったのですが、飛行機の関係で会うことが出来ませんでした。

 

というわけで、ついに今日、、会える。

 

そしてグランドに到着。

 

そして去年お世話になったコーチ陣と子供達。

 

”来てくれてありがとう大史郎。久しぶりに会えて本当に嬉しいよ。”

強い握手を交わし久しぶりに会ってお互い気持ちが高ぶっていた。

 

僕も久しぶりのコーチ陣、子供達、同期隊員(大学時代の戦友)との再会で、すごく嬉しい気持ちになっていた。

 

子供達は僕のことを覚えててくれていた。

 

”Hey! Taishiro!!"

 

嬉しいですよね。

ボランティアで来た一年前から僕の名前まで覚えてくれているなんて。

 

なんか不思議な気持ちですよね。

一年越しの再会を通して、僕を待ってた人達が居たんだなと思うと。

 

日本とボリビアってめちゃくちゃ遠いんですよ。そこでまたボリビアにかえってきて、また同じ仲間に出会える。素晴らしい事ですよ。本当に。

 

どれだけ遠くにいても、思い出や記憶ってそう簡単には消えたりしないんですよ。まだ活動は始まったばかりですが、ボリビアにまたいつか戻ってきたいなと思える瞬間でした。

 

そして今日の試合の結果は

U-9、U-13決勝進出!!!

 

明日、決勝が行われます。

 

短期ボランティアの子達も初めてボリビアのサッカーみて、純粋に楽しんでいました。

 

彼らはJリーグの下部組織でスクール指導していたり、大学でもキッズスクールをやっていたので子供達への指導はある程度経験しています。今回の試合帯同でボリビアに足りないところは何か、今後伝えていけたら良いところは何か、探りながら試合を観れたんじゃないかなと思います。

 

日本のサッカーとボリビアのサッカーの違いを肌で感じ、ボリビアの子供達への指導に活かすといった次のステップに向けて、自分たちで考え、一日一日成長していく事でしょう。

 

またそのサポートが僕たちの役目でもありますからね。

また気を引き締めて明日から頑張っていきたいと思います。

 

それではChau!!

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一年ぶりの再会

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JICA短期ボランティアが到着

¡Hola!

 

お久しぶりです。工藤大史郎です。

 

なかなか記事が書けずにいました。書きたいことは山ほど残っていますが、まあゆっくり書きていきますね。

 

今回は短期ボランティアの受け入れについて書いていきたいと思います。

 

本日より、JICA短期ボランティアが活動を開始します。

 

*そもそも短期ボランティアとは、JICAの長期ボランティア(僕)は2年間の契約で海外で活動するといったスタイルがスタンダードですが、他のスタイルとして短期ボランティアという短期集中型で活動するボランティアがいます。

*その中で今回来ている短期ボランティアは1ヶ月の活動になります。

 

僕も実はこのプログラムを利用して、学生時代にボリビアに短期ボランティアとして活動させてもらいました。

 

今回のボランティアは、福岡大学と連携してサッカー部でJICA側から選考された5名がボリビアに到着。そこに僕ともう一人の同期隊員が帯同して活動を行うと。

 

活動の内容としては、ボリビアの都市2箇所(スクレ、コチャバンバ)を周りサッカーの技術指導や裾の根の拡大を目的に活動を行なっていきます。

 

活動内容を少し紹介すると、このような感じ。

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活動スケジュールの一部

各都市の小学校を周っての活動や、教員養成校での講演会、現地のクラブチームでの技術向上を目的とした指導、などと盛り沢山。(毎日休みなしのギッシリと予定が埋まっている活動に)

 

というのも、この活動を調整しているのは僕達なんです。僕の街スクレでは僕が。コチャバンバは同期隊が。

 

短期ボランティアが来る約3ヶ月前から調整を行なっていました。

 

白紙からのスタートなので自分の好き勝手に予定を埋めれるわけですが、JICA短期ボランティアで来ている以上満足できる活動にさせてあげたいじゃないですか。

 

活動のオーガナイズとしては、各小学校や教員養成校にアプローチをかけて、短期ボランティアの受け入れを相談。

 

適当に予定を埋めるだけだったら簡単ですが、受け入れ状況がある程度整った活動先を探す事が一番大事になってくるんです。

 

そもそも、

じゃあこの日の何時からお願いしますね。。

 

といって時間通りに来ることもなければドタキャンなんて当たり前の世界なんです。

 

だからこそ受け入れ状況のレベルが高い、そして協力的な活動先を探しオーガナイズしないといけない。

 

色々模索し、最終的に決定した活動先がこちら。

 

小学校2校(アルトゥロ・アラニバル校、ベンハミン・グスマン校)

教員養成校(マリスカルスクレ)

サッカーチーム(ディアブロス・デ・オロ)

 

この4つに絞りました。

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小学校の活動調整の様子(ベンハミン・グスマン校)

受け入れ先として比較的受け入れ態勢が整っていて、協力的な姿勢が理由です。(小学校は同期隊員が活動しているところでもあり、コラボが楽しみです。)

 

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教員養成校(マリスカル・スクレ)

僕達の仕事内容としては、日々の活動の調整通訳がメインになります。

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サッカーチーム(ディアブロス・デ・オロ)

スケジュールもビッシリ詰めたので、短期ボランティアの後輩達は文句言ってくるかと思いますが、あえてのビッシリなんです。

 

なぜかというと。

 

僕もボリビアに来た初めの年、めちゃくちゃビッシリ詰まっていました。

 

まだ若かった僕は(まあ今も若くてピチピチなんですけど。ニヤリ

スケジュールを見てこう考えてしまいました。

 

”なんでボリビアにきて1日も休みないの?”

 

言ったら不満ですよ。

もしそこに今の僕がいたら、不満を言っている僕をぶん殴っていますが。

 

でも、活動しているうちに気づいたんです。

 

この活動が自分自身を成長させてくれているんだと。

 

旅や観光では得ることのできない。あの感覚。

活動の中で学び、感動し、成長する。

 

活動をしていると、感動する瞬間に出会えるんです。

 

予定が詰まっていたからこそ、充実した活動になったのは間違いありません。

なんたってボランティアをするために来てるんですからね。

 

休みの日にベットで寝るなんて、日本でもできるわけですよ。

 

せっかくボリビアというすごく離れた国に来て活動するわけですから、彼らにとって充実した活動にしてあげたいですし、ボリビア側にも日本人が来て良かったと思ってもらえるような時間にしてあげたい。

 

そう言った思いでこの活動を組ませてもらいました。

 

彼らにとってもそうですが僕にとっても一日一日一秒一秒が刺激ですし、感じることや学ぶことが沢山出てくるでしょう。

 

この1ヶ月の活動は僕たちにとって特別なものになる。

 

僕達の意識次第で良い方にも悪い方にも転ぶことは分かっていますが、1つのチームとして一致団結して楽しんで活動していこうと思います。

 

今日から、ブログ更新率を一気に上げます。

お楽しみに!!

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ご無沙汰してました

どうもこんにちは。

工藤大史郎です。

 

どうもご無沙汰してました。

全然ブログ書いていませんでした。

 

以前はブログをほぼ毎日書いてたんですが、そんな毎日書く意味もないなと思ったので。

 

ブログに費やしていた時間を今は完全に違う時間に使っています。

昔は昔でブログを書く時間が僕にとってかなり有意義でした。

 

まあ正直いうと、慣れたんですよ。この生活に。

朝起きて仕事して夜帰って寝る。そしてまた明日が来る。

 

そして行動範囲もかなり狭いですし、見てる景色もまったく同じ。

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完全に俗にゆうマンネリ化です。

マンネリが悪いと言ってるわけじゃありませんが俺はあまり好きではありません。

 

僕は刺激を求め続けて生きていきたい。

そう考えています。

 

昔は昔でその時間が自分にとってすごく良かった。

でも今は今。って感じで。

 

今できることを探して、考えて考えて考えてまた探して。

時間が1秒1秒進むように、自分も進化し続けていかないといけない。

 

昔の自分と今の自分は別人のように感じます。

 

自分がまた進化してるような。昔の自分のステータスにまた1つ2つ能力がプラスアルファー加わった感じ。

 

何言ってんのこいつって思うかもしれませんが、マジで書いています。

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これは今ボリビアで活動してるからそう思うんでしょうね。

この仕事ってゼロからやっていかないといけないんですよ。

 

こんな小さな村にコネなんてないし知り合いも誰もいない。

でも活動する為には深いコミュニケーションをとっていかないといけないし、自分のことを知って貰わないといけない。

 

何しにきたんだこの中国人ってなってるんだったら僕は帰ったほうがいいと思います。

少し言いすぎてますけど、このくらいがちょうどいいでしょ。

 

全てのことに繋がるんですが、

自分を認めてもらう。

 

これが一番重要で尚且つ最高に難しい。

 

この裏には絶対的な信頼が必要ですよね。これは時間を掛けじっくりと醸成していくもので、真のコミュニケーションは、揺るぎない信頼があって生まれて来るものなんだと思うんです。

 

もしかしたら、今のマンネリ化した状況が僕にとって寧ろジレンマや焦りであって、失望に繋がっていくのかもしれません。

 

別に全く失望してるわけではありませんし、寧ろ今の生活を最大限楽しんでるのは間違い無いんですが、このまま俺がマンネリを進めれば、道の上で突っ立てるのとまったく同じことなんじゃないんかなと思うんです。

 

また話を戻しますが、

自分を認めてもらう。

 

これに今凄く力を注いでいます。

 

口で俺はこんな人間なんです。つっても何も意味ないんですよね。

むしろ中国人なんでマイナスからのスタートですよ。

完全にアジア人のこと舐めてるんで。

 

何をしないといけないのか。

行動で示すしかないんですよ。

 

時間を守る。

約束を守る。

ゴミはゴミ箱。

 

色々ありますよね。

 

日本人にとって当たり前のことは当たりにしていく。

これが相手の目を変える鍵かなと考えています。

 

要するにこの日本人はこんなやつなんだって相手に思わせないといけないんです。

自分から仕向けていますが、自分からこんな人間だなんて言うことはありません。

 

相手に感じさせる。

 

自分を認めてもらう

=自分を確立させる

 

相手にとって自分の像を。

 

ここで出て来るおもろい課題があるんです。

 

じゃ俺って何しにきたんですか。

 

よく海外ボランティアで支援にきました。とかスペイン語でよく(ayudar=助ける)という動詞を耳にしますけど。僕はその言葉は全くふさわしくないと思うんです。

 

僕は助けにきたなんて一度も言ったことありませんし、これからも一生言わないでしょう。

 

世界中にいるボランティアに問います。

何しにきたかと聞かれて何と答えていますか。

 

サッカーを教えにきた?

農業開発しにきた?

この村を助けにきた?

 

確かに、100歩200歩引いて海外ボランティアを見ると支援されてる側、支援してる側に見えるんですけど、実際に中身は全く別物なんです。深く深く近づいて見ると助けられてる、助けてるなんてないんです。寧ろ、支援してる側がかなり支援されてるんです。

 

少し難しいですかね。

 

僕が言いたいのは、ボランティアに助けるもクソもないということ。

 

僕は国際ボランティアって国際交流の1つにすぎないんじゃないんかなと思います。ボランティアという言葉だけであって実は支援することが目的ではなくて、根本は国際交流、異文化理解なんじゃないんかなと。

 

ボランティアが何なのかは各個人によって全然違うものであっていいと思うんですが、ボランティアを通して感じた事を日本に帰って伝えるのもそうですし、日本の事を現地に伝えるのも1つの意味のある事なんです。

 

俺らがボランティアを意味のあるものにする為には自分がまず満足する必要があります。満足の尺も人によって全然違いますが、僕にとっては現地の人と深い交流が出来る事が1つの満足の要素に繋がってます。

 

もちろん活動は全力ですよ。

全力でやらないと全く面白くないんで。

 

だから海外ボランティアって楽しいんですよ。

ボランティアを題材に掛け替えのない経験ができるから。それがまた人生の財産につながるから。

 

まあ将来俺が何やってるかわかりませんが、常に考えながら生活していくでしょうね。必要以上に考えながら。それが直接的に意味のあるものに変換されることはもしかすると3割、いやもっと少ないかもしれません。しかし間接的に繋がるのは間違いありません。

 

この人生に正解なんてないですし、間違いもない。考えに考えて行動する。最近は考えることが成長に繋がってるのを肌で感じまくってるんで。

 

もう一度言います。

ボランティアに上も下もない。

 

同じ人間なんでね。たとえ住んでる環境が違ったとしても。

 

この言葉は心に刻みながら活動していきたいですね。

まだまだ時間はありますから。

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もしあなたがサッカーのコーチだったら

¡Hola!

 

どうもこんにちは。工藤大史郎です。

 

活動が始まってもう2ヶ月ですよ。

早すぎでしょ。本当に。

 

この2ヶ月いろんなことがありました。

活動してるとマジでいろんなことが見えてきます。

 

僕は主にサッカーのクラブチームでの活動ですが、今後は小学校にも体育教師として活動していく予定です。他にも活動に沢山企みはあるのですが。(笑)

 

どちらにしても教育というワードが出てきます。

 

これはありえないだろ。

それはいかんだろ。

 

日本的な観点からいくとおかしな教育が行われてる時があります。

 

それはあくまで日本的な観点から見てるので、ボリビア的観点ではいいのかもしれません。こればかしはどっちがいいのか正直わかりません。

*しかし今からは日本的観点から話していきたいと思います。

 

僕のクラブは運営が下手くそすぎです。

 

下手くそというのもそんなひどいわけではないですよ。

問題はたったこれだけです。

・クラブにまず何人子供達がいるのか知らない

・子供たちの名前を監督が知らない

・月謝をいくら払えばいいのか知らない家族がいる

・知ってても月謝を払ってくれない家族がいる

・雇っているコーチ陣に給料を払わない

・お金を集めないからグランドを借りれない

・無料の駐車場で練習をせざるを得ない

・毎度駐車場の柵にボールが刺さりパンク

・結局お金がないと僕に愚痴を言ってくる

 

ね。そんな問題ないでしょ、、、ね?、、、

 

まあ言い出したらきりがないんですが。

この辺でやめておきます。

 

別に愚痴を書いているわけではありませんからね。(笑)

 

なんども言います。

これは日本的観点からの意見です。

 

日本的観点から言うと全く経営になってません。

もしこれが日本の会社だったらカップラーメン作ってる間に倒産するでしょう。

 

しかし面白いことにこのクラブ来年でなんと25周年なんです。(笑)

嘘と思うでしょ。マジなんですこれ(笑)

 

なんでやねんって思った人。

その時点であなたは日本的観点から物事を見ていますよ。

 

ボリビア的観点からみると、もしかしたら最もうまく行ってるクラブ経営かもしれません。

 

何度も言います。どっちが正解かはわかりません。

 

そこで何かのきっかけになれたらと思い、カウンターパートとの会議を実施。

事前にこのような書類を作って、こうしたらどうだろうかと提案。

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まあなんかの刺激になったのは間違いないんですが、カウンターパートしっくりきてないんですよ。なんかうまく言い訳してくる感じ。

 

もちろんわかりますよ。カウンターパートは僕より生きてる3倍の年数生きてますし、このクラブ自体も僕より2つ上。その分考え方もほとんど固まってる状態。

 

プライドがあるのもわかりますし、そんな日本から来た若造に経営面に対して口だされたくないのも凄くわかる。

 

でも、もしかするとレオが納得いってないのは、俺が作ったこの書類が日本的観点から見てて作成してるからなのかもしれません。

 

カウンターパートめちゃくちゃいい人なんですが、かなり頑固なんです。(笑)

僕達が言ったところで結局は自分の考えが絶対みたいな感じの人。(笑)

 

そこで1つ聞いていいですか。

〜もしあなたがクラブのコーチだったら〜

*これはいろんなスポーツに置き換えれます。

 

毎日練習に来て、頑張って上手くなろうとする子がいます。

しかし、正直上手かと言うとそうではありません。

 

一方で練習には一切来ませんが試合の日だけきます。

この子は毎日練習に来てる子よりも断然上手いです。

 

さてどうしますか。

どっちを試合に出しますか。

 

僕は毎日来ている子に試合に出させたい側の人間です。

そしてなんでお前は練習に来ずに試合だけ来るんだ。と言いたい側の人間です。

 

しかし、僕のカウンターパートは絶対に練習に来てない上手い子を試合に出すんです。

 

このことがすごく気になってその会議の時に質問しました。

 

”なんで練習に来てない奴を出すんだ?”

 

帰って来た言葉は。

”当たり前だろ。上手いからだ。”

 

マジか。完全にやられた。

どうやらこの国はサッカーが上手けりゃ偉い。の感覚みたいだ。

 

さすが南米といった感じですが。

 

でも気にくわないので僕も言い返す。

 

”サッカーは勝つためにあるんじゃ無い。サッカーを通して人間的に成長する環境を作ることが子ども達にとっていい教育なんじゃないのかと僕は思っている。そこで試合にしか来ないやつを出すのは僕はおかしいと思う。練習に毎日きても出れないなんて不平等だし、もしこれが大人の代表クラスの話をしているなら別だ。しかひ、彼らは子供だ。”

 

するとカウンターパート。

”じゃあもし下手な奴が試合に出てミスったらどうなる?上手い奴らに文句言われて、何もできなくなる。心を傷つけてしまうだろ?だから上手くなるまで練習させるんだ。そこである程度うまくなったら出す。それでも納得いかないか。たいしろう。”

 

そう返って来て僕は納得できませんでした。

これ以上言うと関係が崩れてしましそうだったので、僕から引きました。

 

あくまで僕はボランティアの立場。

もしこのクラブで働いているなら、喧嘩腰になって言い返してたに違いない。

 

しかし。待てよ。まさかこれも日本的観点なのか。

あなたならどう考えますか?

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