多文化共生を目指す

2018年度1次隊ボリビア派遣サッカー隊員の工藤大史郎です。現地での活動を最大限発信していきます。

ボリビアにもう1つの家族

 

こんにちは。工藤大史郎です。

 

ボリビアに来てホームステイを1ヶ月していたわけですが、そこにはまた感動がありました。

 

今回は家族について書いていきたいと思います。

 

僕はボリビアに来るのはこれで3回目になります。

大学時代に青年海外協力隊で2回いかせてもらってまた今回と全て青年海外協力隊です。

 

どんだけ好きなんやって話なんですが(笑)

 

それは置いといて、、

 

大学時代の青年海外協力隊では今回のような長期派遣ではなく短期での派遣で2ヶ月でいろんな都市を巡回する巡回型派遣で5つの都市で活動を行いました。

 

日本で言うなら、福岡、大阪、東京、名古屋、熊本、みたいな感じかな(笑)

 

各都市の滞在期間も1週間ほどなので、滞在場所もホテルでした。

 

今回は、語学学校期間中はホームステイで前回とは全く違うスタイルでの生活ということで、しかも自分自身もホームステイは初めての経験ということもあってすごくワクワクしていました。

 

ここでは僕を含めて3人のボランティアがお世話になりました。

 

ここでホストファミリーを紹介!

ママのエリザベス。

パパのエンリケ

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お好み焼きを作ってあげたら大喜び

この2人はすごく陽気で朝から冗談を言って笑ってるようなとても素敵な家族。

 

僕たちは朝から夕方まで語学学校だったため、日中一緒に居れる時間なかったので、朝ごはんと夜はできるだけ一緒にいる時間を大切にしていました。

 

今思うと、夜はカレーを作ったり、お好み焼きを作ってあげたり、一緒にW杯の優勝国予想したり、たくさん笑ってかなり楽しい時間だったな。。

 

僕たちが遅く帰ると心配して玄関に出てたり、

ストーブが爆発したり

ミキサー回しすぎて炎出したり

水道をぶち壊したり

 

たくさん迷惑かけてしまいました。

 

それでも彼らは笑顔で ” ¡No te preocupes! “ 

心配すんなって!何も問題ないよ。っていつも言ってくれるです。

 

確かに僕たちを心配させないように言ってくれてるのはすごくわかるんですが、それが言葉に表情に優しさがにじみ出てるんです。なんでなんですかね。こんなに優しいのって。

 

そしてなんやかんやしている間に最後の日を迎えていました。楽しい時間って本当にあっという間ですよね。

 

最後の日は家族みんなでピザを食べました。

ピザを食べながら1ヶ月の思い出を語り合って、笑って、すごく楽しくまた寂しくなっていました。やっぱり最後の夜ごはんってなると寂しいですよね。

 

そこで3人で話し合って形に残るものをプレゼントすることにしました。

 

やっぱりプレゼントするときはサプライズしたいですよね(笑)

 

家族へ花束と写真をプレゼント。とても喜んでくれました。

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そして出発の日。

朝、スーツケースをバスに積み、最後の挨拶。ハグしながら僕は泣いていました。やっぱり別れが一番嫌いです。

 

エリザベスとエンリケも泣いていました。

なんでなんですかね。本当の息子たちでもないのに家族の一員のように可愛がってくれて。心配してくれて。

 

僕はホームステイというものを初めて経験して感じました。

泊めてもらうだけなら別にそこらへんのホテル借りて寝ればいいんです。でもホームステイは違うなと。ホームステイをするということは家族の一員になること。一緒に住んで、一緒にご飯食べて、一緒にふざけて、時間を共有するってこんなに素敵なことなんだなって彼らから教わりました。

 

確かに全てのホストファミリーがここまで優しいかと言ったら違うかもしれません。

でもそこを理由にホームステイは楽しくない。それはあまりにも寂しい意見です。

 

僕はこれからお世話になる現地の人達、職場、同僚、たくさんの人達と時間を共有していきます。ここでしか経験できない、ここでしか味わえない、そんな時間は僕の人生の中で最高の財産になるはずです。

 

僕はそんな財産まみれの人生を歩んでいきたい。

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